心療内科受診も4回目、慣れてきました。予約システムや朝の記帳式の順番待ちなど、独自ルールも少しずつわかってきました。
さて診断書による休職期間の終わりがづいてきました。
頭はぼんやりしていますが、日常的な家事などはこなせています。時間にゆとりがあるためか、気分安定薬によるものか、イライラしたり子供や主人に怒ったりすることも減りました。復職できるかもと感じつつ、本当に働けるのか不安もかなりありました。
受診の記録を残しておきます。
私が聞いて解釈した上で記入していますので、私の主観が混ざっています。
医学的におかしな点があるかもしれませんが、ご了承ください。
受診時に何を伝えるか。メモを活用。
前回、何をどう伝えていいかわからなったので、伝えたいことのメモを作ってから行きました。同じく心の病で通院中の友人からのアドバイスです。先生にとっても、長々と話されるより助かりそうですね。
作っていたメモがこれです
- 「自分はなんて駄目なんだ」と自分を全否定するようなことはなくなった。
- 小学校の参観日。以前ほど、他人のことを怖いと思わなかった。頑張ってテンションを上げて朗らかにふるまうので、反動で、帰宅後はぐったり。
- 物忘れがひどい!大事なものから、こまかい用事まで毎日忘れている。認知症?
- 注意力低下。考えがまとまらない。本を読んでも頭に入ってこない。運転時ブレーキ遅れる。
- GWの連休中、子供達のためには活動的に動けた。一人の時はパソコンの前に座っていることが多く、やる気がおこらない。
- 朝方1~2時間おきに目が覚め、夢見が悪い。トータル7時間前後は眠れていると思う。日中は眠いが、昼寝せず過ごせている。
- ちょくちょく頭痛がありバファリンを飲んでいる、飲み合わせ大丈夫ですか?
- 一時よりも気分はよくなっていると思う。もともと感情の振り幅(気分変動)が大きかったので、病気が回復しているのか、調子がいい時期なのかよくわからない。
- 日常生活は大丈夫だが、実際に出勤した時にどんな感じになるかは不安。
- 自立支援医療制度の適応であれば、診断書お願いします。
ちょっと書きすぎたかもしれません。先生読むの大変だったでしょう。実際に、お返事はっきりもらえてない項目もあります。待合室にたくさんの患者さんが待機されてるので、あまりお時間とってもいけないかな…と、つい思ってしまいます。
「躁」と「うつ」のひっぱりあいっこ。頑張る量のコントロール。

なるほど。この病気の人はね、「躁」と「うつ」がずっとひっぱりあいっこしてる状態なんです。だから、ひょっこり「躁」が顔を出したりする。
一時的に頑張りすぎると、そのあとダウンしてしまう。躁鬱の上下の波。



えっ、そうなんですか!ずっとなんですか!



躁鬱って、躁エピソードが何日続いたりしたあとにうつになる、とか聞くけど。
気分の日内変動は双極性障害とは違うっていうのもyoutubeで聞いたけど。



そう。
病気じゃない人は、ダウンしてしまわない範囲で、この波をうまく上下してるんです。



なるほど…



うーん、仕事どうかな…。
いちかばちかでも働きます!っていうなら働くということもできるけど…。
今復帰したら、一気に頑張りすぎて、またダウンしてしまうのが目に見えてるからね。もう一か月休職して、日常生活の中で動いていく量を増やしましょう。



わかりました



こういうこと言うと、「動けって言われたから!」って、さっそく家中の大掃除したりしちゃうんだけど、それはだめね。
「今日は一気に大掃除するぞ!」という「イベント」を頑張るんじゃなくて、「〇時~〇時まで掃除する」という「日課」を膨らませていきましょう。



はい。まさにやろうと思ってました…
(なんでわかるの先生…)



記憶力とか注意力も、うつ状態だから。認知症じゃないよ。



家でぼーっとしてるせいかと思ってました



違う違う



自立支援の診断書は次までに書いておきますね



ありがとうございます
(ぎゃっ、やっぱり対象なんだ)
私はもともと「一気にやってしまうぞ!」とイベント化するのが好きなんですけど、確かにその後はすごい疲労感です。
昔から、それこそ大学時代に飲食店でアルバイトしてた時代からそうです。忙しいほど「まわすぞ~!」と燃え、交感神経のスイッチを自分で入れる感じで無茶苦茶働くけど、その後はぐったり。ゆったりじっくり働くより、一気にやってしまいたい。
近年もそうです。「庭仕事がしたい」「パソコンの作業がしたい」「本を読もう」とか思ったら5時間続けてでも平気、一人の時なら食事も後回しです。家族がいるから、家族にあわせて生活リズムがなんとか保たれている状態。
それを改めないといけないらしい。長年の行動パターンを変えないといけないというのは大変です。
レジャーにも行けた!参観日もこなせた!元気になってる!というわけではないようです。
「気分の日内変動は双極性障害ではない」とyoutubeで見たのが気になりましたが、
別に双極性障害にわざわざ当てはめに行く必要もないですし、
今の私を診てくださっている主治医の先生の話を第一に信じようと思いました。
今後の休職期間の過ごし方
休職は一カ月延長になりました。そのことに正直ほっとしましたし、今後の過ごし方の目安がわかったのもほっとしました。休養中だからゆっくり休んだ方がいいのか?動いた方がいいのか?よくわからなっかったのです。
・活動した方がいいけど、やりすぎ注意。「何時間もぶっ続け」はNG
・時間の目安を決めて活動する→アレクサのタイマーを活用。屋外活動用にキッチンタイマー購入。
・ぼんやりしすぎてしまわないように、To Do Listを活用。
これを意識して過ごしてみようと思います。
自立支援医療制度(精神通院)について
自立支援医療制度(精神通院)は通院2回目くらいから気になっていました。申請が通ると、普段3割負担の医療費が1割負担になるという、なんともありがたいものです。
自立支援医療制度の概要
1 目的
自立支援医療制度は、心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。2 対象者
自立支援医療制度の概要 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
精神通院医療:精神保健福祉法第5条に規定する統合失調症などの精神疾患を有する者で、通院による精神医療を継続的に要する者
更生医療:身体障害者福祉法に基づき身体障害者手帳の交付を受けた者で、その障害を除去・軽減する手術等の治療により確実に効果が期待できる者(18歳以上)
育成医療:身体に障害を有する児童で、その障害を除去・軽減する手術等の治療により確実に効果が期待できる者(18歳未満)
ざっくりまとめるとこんな感じです↓
- 各都道府県等の指定を受けた医療機関でのみ、自立支援医療を受けることができる
- 申請には医療機関の診断書が必要
- 市に申請、県で審査し、申請から自立支援医療受給者証の発行までには、約3か月程かかる
- 受給者証発行までの約3か月の間、3割負担のままか1割負担になるかは医療機関によって異なる
- 1割負担になるのは、申請時に記入した医療機関と調剤薬局のみ
私の場合「治るのに3か月もかからないんじゃない?」「すぐに治るなら、診断書料金がもったいないかも」と思い、先延ばしになっていました。
双極性障害について調べるうちに、どうやら気分安定薬はずっと飲まないといけないかもしれない、少なくとも当面は必要そうだ…ということを理解してきましたので、今回診断書をお願いすることにしました。
病名だけではなく
双極性障害というヘビーな病名。それについてyoutubeで調べて落ち込む、なんてことも多い日々です。
友人(双極性障害)との性質や考え方の共通点が驚くほど多くて、「やっぱり私も双極性なんだ…」と納得することも。
ただ、病名にとらわれすぎず、私の気質とどうつきあっていくか、これからも家族を支えていくためにどうやって働いていくか、時間のある今じっくり考えたいと感じます。
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